アムドの南

中国青海省東北部チベット文化圏を中心にした旅の記録です

時代は変わる

 

こんなことは初めてだった。その1

前回の旅行で起きた銀行のATMでのVISAカード問題をふせぐため、東京大手町の中国銀行に行って銀れんのカードを作った。

旅行に使う金を円で入金したが、元の方がトラブルが少ないと思ったので円の高い日をねらって換金しに行った。

ところがなんと一万円が630元にしかならなかった。ちょうどアベノミクスの円安の始まったころとはいえあんまりだ!

中国旅行を始めて20年近くなるが、だいたいいつも740元くらいで換金できた、少しずつ安くなってはいったが。

3年くらい前はちょうど円高で苦しんでいたときで、旅行中に換金したら、何と800元の最高記録を出した。調子にのって次の日換金したら795元くらいだった。

800元と630元ではえらい違いだ!

 

こんなことは初めてだった。その2

往復中華航空の北京乗り継ぎ格安航空券を利用した。成田で搭乗してみると、なんかいつもより座席が少ない。

横一列6人しかいないいつも10人くらいいるのに。そのうえ中国人ばっかり、日本人の団体がいない。

そうか日本人の中国への旅行が減って飛行機が小さいのだ。中国人の旅行も減ってはいるが日本人ほどではないように思う。

うーん日本人は怒っているのだぞ!

 

こんなことは初めてだった。その3

北京空港で少し遅れて(いつも遅れるが)西寧には夜10時ごろ着いた。リムジンバスはまだあった、よかった。

21元の乗車券を買って乗ろうとすると中は真っ暗だった、よく見ると若い男が一人乗っていた。このまま二人だけだろうかと思っていると二、三人乗ってきて何とかなった。

ほかの中国人はどうしたんだと思ってよく見てみると、みーんな車に乗って去っていく。

空港の駐車場に停めておいた自家用車に乗ってくヤツとか、スマホで知り合いの車を呼び寄せて乗ってくヤツとか、残りは当然のようにタクシーに乗り込んでいた。

金持ちだなあうらやましい!

 

この旅でこれからずーっと見ることになる緑色の大地。