アムドの南

中国青海省東北部チベット文化圏を中心にした旅の記録です

植物観察

 

3000mの低い所は山の斜面に針葉樹が植わっている、少し登ると針葉樹の丈が低くなる。その上は緑のカーペットに草花、木はない。

いろんな草花の中に黄色い小さな花が一面に咲いているところがあり、そして4000m近くになるとイエローポピーが咲き、赤いハンカチ草、その上がブルーポピーだ。






しかしブルーポピーは緑のカーペットの中には咲かない、今回は写真のような道路を造った山の斜面に咲いていた。

なぜかそんな所を好んで咲くみたいだ、自分の美しさを目立たせようとしているのだろうか。
葉っぱにとげみたいな物がついていて気むずかしそうではある。

 

まだまだ続く美しい風景。だんだん高度が下がっていく。

山には針葉樹が生え、道の周りにもいろいろな木が生えている。そして谷底のような村に着いた、家が少ない。

女が降りた、前の席が空き病気の若者のために私が前に移ることになった。
まん中の席になるため、景色が見にくくなってしまうので気が向かないがしかたない。

ここからはしばらく川に沿った細い道を行く、両側に細い木が生えている。
対向車が来たらどうするのだろうと思うような細い道だ、そのうえ泥んこだ。ガタガタゆれて疲れる。そしてついに水たまりにはまってしまった。
親子をのぞいてみんな降りて押す、尼さんたちも力強い。すぐに泥から抜け走り出す。

 

約30分くらい走ってやっと平らな道になった。

途中にあった民家、土ではなく赤く塗った針葉樹でできている。

この形が次に行くゴンパの景観を形作るヒントになっている。

 

 

少し高度が上がり黄色い小さな花が一面に咲いていた

色達への道はまだまだ続く。